給食について
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10月お楽しみメニュー
当園の給食は管理栄養士による献立のもと、清潔な設備、新鮮な旬の食材など、整えられた環境の中、衛生面に十分配慮し、アレルギーがある子にも安心・安全な給食作りを心がけています。
また、お誕生日を迎えた子どもたちのメニューもご用意しております。
11月の献立
年齢によって日々の献立メニューが異なります。下記から献立資料をご覧いただけます。
栄養価
当園では、1年間を通して様々な食育遊びやクッキング保育を行っています。また、毎月旬の食材を使ったり、誕生日会や行事食など1日の楽しみの1つとなるような、給食やおやつ作りを心がけています。
乳児クラスは、朝のおやつ+昼食+おやつ=1日の給与栄養量の50% エネルギー475kcal
幼児クラスは、昼食+おやつ=1日の給与栄養量の45% エネルギー580kcal
ビタミン類など家庭で摂取しにくい栄養素は50%を摂取できるように栄養価計算しています。
また、カルシウムや鉄分等不足しがちな栄養素はカルテツウエハースやミネラルが豊富なロールパンを使用しています。
毎年栄養価の見直しを行い、献立を作成しています。
園におけるアレルギー対応食について
こども園では、「神戸市保育施設等におけるアレルギー対応手引き」に則り、完全除去食を提供しています。
アレルギーをお持ちのお子様には「園におけるアレルギー疾患生活管理指導表」を提出していだいておりますので、事前にご連絡ください。
☆通常の食器と、アレルギー児用の食器の見分けがつくように絵柄の違うものを使用しています。
普通食用の食器 |
アレルギー食用の食器
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専用のお盆に専用の食器をのせて、ラップをかけ名前の書いたカードをのせて保育士に手渡ししています。 |
食べることを楽しもう!
近頃、偏食や遊び食べ、好き嫌いや小食など、様々な食事の悩みをもったご家庭が多くなってきたようです。子どもがきちんと食べないと、「成長に影響がでないかな?」「うちの子どもだけが出来ていないのかな?」と心配になることと思います。“偏食改善”というと難しく感じますが、まずは“好きなもの、食べたいものを1つずつ増やしていこう”という考え方で、子どもが食事の時間を楽しく過ごせるように工夫してみましょう。
楽しむための4つのポイント
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食べものに興味をもとう
食べものに興味をもつことは、好き嫌いを減らすきっかけになり、食育にもつながります。身近なところから挑戦してみましょう。
例えば、
・食卓の準備、料理作りに参加する
・食材を栽培する
・誰かのためにメニューを考える
・食材の買い物に行くといった体験をさせてあげると興味をもつきっかけになります。他に、食べものの出てくる絵本を読むこともオススメです。保護者の方にとっても、子ども達にとっても負担にならない方法で“食”とふれあう機会をもちたいですね。
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おなかをすかそう
おなかがすいていなければ、自分の好きなものしか食べなかったり、少しの量しか食べられないのは当たり前。食事とおやつの時間を2~3時間あけたり、しっかり体を動かして遊ばせるなど、日々の生活の中でおなかのすくリズムがもてるようにしましょう。
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一人で食べない
家庭の事情や、家族それぞれの生活リズムの違いから、やむをえず一人になってしまうこともあるかもしれませんが、毎回の食事を一人で食べていると、マナーが身に付く機会が減ったり、コミュニケーション力を養いにくいなど、様々な影響が出てきます。なにより、食事は相手がいて会話を楽しみながら食べると、一人で食べるよりもずっとおいしく感じるものです。
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切り方、味付け、調理法をひと工夫
子どもは大人と同じものばかりは食べられません。歯やあごの発達、味覚の発達に応じてやわらかさや、味付けに工夫が必要になります。切り方を例にあげると、同じにんじんでも『みじん切りの方が噛みつぶしやすく食べやすい』、『スティック状に切った方が自分で持てるので食べやすい』、『1cm角の方が自分でスプーンにのせやすい』などその子によって、食べやすい切り方は違います。
当園での調理体験
うどんクッキング
スイートポテト
朝ごはんの大事さ
朝ごはんは一日の始まりの大切な食事です。どうして朝ごはんは大切なのでしょうか?
朝ごはんを食べるとたくさんいいことがあります。お忙しいとは思いますが、ご家庭でもみんなで一緒に朝ごはんの食卓を囲んでみてくださいね。
朝ごはんをしっかり食べることで
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体が活性化する
食事には、食べ物の「色」や「におい」「歯ごたえ」「味」など、五感への刺激がいっぱい。朝から刺激を受けることで体中が目覚めます。
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脳にエネルギー充電
寝ている間も働いている脳は、朝ごはんを食べないとエネルギー不足に!朝ごはんで脳にエネルギーを補給しましょう。
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便通がよくなる
朝ごはんを食べることによって腸が刺激され、排便を促します。毎朝食べることで、排便も習慣になります。
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すこやかな発育
朝ごはんを食べないと、昼ごはんを食べ過ぎてしまう傾向があります。バランスの悪い食習慣は、育ち盛りの子どもの体にとても悪い影響をあたえます。
食中毒予防
食中毒予防の3原則
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菌をつけない
食中毒や怖い感染症予防も、まずは手洗いから。子ども達は、まだ一人でしっかり洗えないこともありますが、自分から洗おうとしたり、きれいに洗えた時は、「よくできたね」としっかり褒めてあげてくださいね。
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増やさない
温度管理をしっかりしましょう。調理後の食品を室温で放置することにより急激に菌が増加します。調理後食べるまで2時間以上ある場合は冷蔵庫に保管しましょう。また、温かいまま容器に入れ、密閉すると菌増殖の原因にもなります、冷めてから蓋をしましょう。
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やっつける
しっかりと加熱・洗浄しましょう。生肉や生魚はもちろん、冷凍食品もしっかり中まで火が通ったのを確認してから食べましょう。また、生肉などを切る時に使ったまな板は洗っても菌が残っている場合があるので定期的に消毒しましょう。
どんな食中毒があるの?
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黄色ブドウ球菌(嘔吐・腹痛・下痢)
原因 おにぎり・お弁当
手指に傷がある場合は注意。 -
ウェルシュ菌(下痢・腹痛)
原因 煮込み料理(カレー・煮物など)
一度繁殖すると通常の加熱では死滅しません。 -
カンピロバクター(下痢・腹痛・発熱)
原因 食肉(特に鶏肉)
包丁・まな板からの汚染にも注意。 -
サルモネラ(下痢・腹痛・発熱)
原因 卵、食肉
卵の割置きに注意。
お弁当の注意点
こども園では幼児クラス(乳児クラスも行う場合があります)を対象にお弁当をお願いする日があります。
お弁当での食中毒予防をいくつかご紹介します。
1.前日に調理したものは、もう一度加熱しましょう。
2.煮物などは十分に水気を飛ばし、詰めるのは水気を切ってからにしましょう。
3.おかずはよく冷ましてからお弁当箱に詰めましょう。
4.おかずは種類ごとにアルミカップなどで仕切りましょう。
5.梅干しやシソなどを入れると防腐効果があります。